自己破産後の生活は?
自己破産と聞いてないを思い浮かべますか?
きっと
- 人生の脱落者・・・
- 人間らしい生活を送る事が出来ない・・・
といったネガティブなことを想像するのではないでしょうか?
しかし自己破産とは、国が多重債務者や多額の借金に苦しむ方を救うための救済システムです。基本的に、自己破産したからといって生活が一変することはありません。
むしろ、借金で苦しんだ日々をリセットして新しい人生をやり直すチャンスを与えてくれるものです。
選挙権もなくなりませんし、年金もなくなりません。
子供の学校や自分の仕事にも影響はありません。持っているものを全て差し押さえられるのではと思っている方もいらっしゃいますが、破産法によって保護されていますので、生活に必要なものは自己破産によって失う心配はありません(ただし、マイホーム・生命保険・車は場合によって処分の対象になります)。
自己破産後の生活で影響があるとすれば、7年から10年間は信用情報機関にブラックリストとして名前が記録されるため、クレジットカードを作ったり、ローンを組んだりといったことが出来ないということです。
これに加え官報に名前が載るためヤミ金からの勧誘が増えます。こんなのにひっかっかってしまっては自己破産した意味がありません。
ここで必要なのがせっかくリセットした借金問題を繰り返さない決意と覚悟です。
生活の設計をきちんとやり直すことが大切です。自己破産があなたの人生をくるわせる事はありませんが、そこに至るまでの精神的な苦痛は相当なものであったはずです。
二度と繰り返さな事こそが自己破産をした最大の目的でなければならないはずです。
人生をやり直しできるかもしれない自己破産ですが。。。
普段、なかなか聞きなれない言葉ですよね、自己破産・・・
自己破産というのは、多重債務や多額の借金によって、支払いが自分の能力では払いきれないときに、この自己破産という法が守ってくれるというわけです。
自己破産をすることによって、いままでの払いきれないほどの借金があったとします。それを裁判所の決定により免責してもらうことなどです。
できれば使いたくはないですが、もしもご自分がそういった立場になった時は、使わざるおえないということです。
デメリットばかりがどうしても目立ってしまいますが、メリットといいましょうか、多額の借金を背負っていたとしても、手続きをすることによって、ゼロからのスタートを歩んでいけるかもしれないです。
といっても、自己破産は気軽にするものではないのでよく考えて、弁護士さんに相談してみるのもいいかもしれませんよね。
弁護士さんによっては、無料でコンサルしてくれる方もいらっしゃるようです。
自分で大きな借金を抱えてしまうのは、自己責任という枠になると思いますが、友人などの保証人になってしまったことで、自分では借金をしていないのに支払いしなくてはいけなくなりますので、くれぐれも保証人になる前にはちゃんと資料を読んだり、自分で知識をもっていることが大切かなと思います。
そういった自己破産についての情報をまとめてみましたので、もしも困っていたり、これから何かの参考にしていただければなぁと思います。